2009年05月01日
クスクス
イタリア料理でクスクス?とお思いでしょうが、クスクスはれっきとしたシチリアの郷土料理。
シチリアは地中海の戦略的重要拠点であったことから、常に、異民族の支配下におかれ、独特の食文化を持っています。
クスクスは北アフリカの料理ですが、9世紀頃地中海一帯を支配していたアラブ人によってもたらされたようで、この頃にジェラートの製法や砂糖、スパイスなども伝わっています。
クスクスは、蒸したセモリナ粉を乾燥させ、細かくそぼろ状にした、パスタの原型とも言えるもの。
写真は、サラダ仕立てのクスクス(下の黄色い部分)にホタルイカとタケノコなどの季節野菜を添えて見ました。緑色のソースはピスタチオ。これも、アラブ人がシチリアにもたらした特産物のひとつです。
シチリアは地中海の戦略的重要拠点であったことから、常に、異民族の支配下におかれ、独特の食文化を持っています。
クスクスは北アフリカの料理ですが、9世紀頃地中海一帯を支配していたアラブ人によってもたらされたようで、この頃にジェラートの製法や砂糖、スパイスなども伝わっています。
クスクスは、蒸したセモリナ粉を乾燥させ、細かくそぼろ状にした、パスタの原型とも言えるもの。
写真は、サラダ仕立てのクスクス(下の黄色い部分)にホタルイカとタケノコなどの季節野菜を添えて見ました。緑色のソースはピスタチオ。これも、アラブ人がシチリアにもたらした特産物のひとつです。